マツダCX-5:宇宙の旅

マツダのSUV、コスパの高い「2代目CX-5」と私のカーライフ

2月27日製造開始に決定

イメージ画像(出典:いらすとや)

 注文してから納車までの期間は、楽しいものだ。

 ネットや雑誌でCX-5の特集記事を読んだり、価格.comや2chの口コミを見たり、取扱説明書を読んだり……。納車が待ち遠しくて、情報に飢えている。

 ほんとうは毎日でも展示車を見に行きたいくらいだが、奇人に思われたくないのでガマンしている。

 さて本日、営業の亀谷君(仮名)から電話があり、生産開始が2月27日に決まったと教えられた。(契約は1月21日)

 何日で完成するのか、そこから千葉のディーラー店舗まで何日かかるのかわからない。たぶん、3月の中旬くらいには納車となりそうだ。製造工程や輸送中にトラブルが起こらないことを祈るばかりである。

 さて取扱説明書の3回目の読書にとりかかろう。

試乗~GVCの独特な感触、だが悪くない

イメージ画像(出典:マツダ オフィシャルウェブサイト)

 2月に入ってすぐ、試乗車が用意できたとの連絡がディーラーからあり、さっそく行ってきた。

 走行してみて、もっとも感動したのがGVC(G-ベクタリング・コントロール)だ。アクセルを開きながらカーブに進入するときに、威力がすぐにわかる。

 さあハンドルをまわそう、と意識する直前に、操舵方向にハンドルが勝手に動いていくような感覚。あれ? まだハンドル操作してないのに……と驚く。セグウェイに乗りなれた人ならわかるだろうか。体をこわばらせなくても意識を向けた方向に自然と進んでくれるような。

 そんな感じ。

 なれてくれば、カーブに沿ってスムーズに入って、出ていける。アンダーステアを心配して細かい修正操舵を入れる不安と手間も無い。いわゆる雪道の横滑りでトラクション・コントロールがはたらくのとも違う。

 横方向にかかる遠心力も少し緩和されている気がする。(しかしほんとうにそんなことが可能なのだろうか? マツダの紹介動画では、左右方向のGを一部前後方向のGに変換することで遠心力を緩和していると説明している)

 運転フィーリングとしては、とてもいいと思った。また今後、同乗者の感想も聞いてみたくなった。車酔いしやすい妻はどう評価するだろう?

 

※画像を以下のサイトからお借りしました。マツダ オフィシャルウェブサイト

グレード選択~20S PROACTIVEがベストチョイス

2代目CX-5のグレード構成表

 CX-5のグレード構成は少々複雑だ――他のクルマをよく知らない私はそう感じた。選び方は人それぞれだけど、私がグレードを検討したときの考え方の道筋は以下の通り。

エンジン(燃料)

 まず、ガソリン車かディーゼル車か。

 ディーゼル車は燃費がよく燃料代が安い。さらにガソリン車に比べ段違いにトルクが大きい。トルクとは車体を引っ張る力とでも言おうか、運転したときのフィーリングに関わる。

 ディーゼル車の欠点としては、ガソリン車に比べて頻繁にオイル交換する必要があり、またエンジンの特性上、振動や騒音が大きい。(ディーゼル車を試乗して比較したわけではないので、一般的な知識として)

 ガソリン車は20Sまたは25S、ディーゼル車はXD(クロスディー)というのがグレード名の最初につく。

 私はガソリン車を選択した。

 妻や将来の子供に気持ちよく乗ってもらうことが今回は最優先事項。街乗りメインの走り方では、大きなトルク感よりも、振動がより少なくより静かなほうがいい。ディーゼル車には必要な高頻度のオイル交換の手間とお金も、ガソリン車では比較的省ける。自分の運転スタイルにはガソリンが適当と考えた。

エンジン(排気量)

 ディーゼル車は2.2リッターのみ。ガソリン車は2.0リッターか2.5リッターかを選択できる。もちろん大排気量の方が車台費用が高くなる。

 例えば同じ速度を出すときに(同じ加速をするときに)、排気量が大きい方がより小さいエンジン回転数ですむ。つまり騒音や振動が少なく、より快適である。しかし燃費は劣る。

 私は総合的に考え、2.0リッターの20Sを選んだ。

 ひとつは経済的理由。2.0リッターのほうが初期費用もランニングコストも安価。もうひとつは、2.5リッターである必要性を感じなかったこと。分不相応というか、自分の身の丈には25Sは過剰と判断した。

 注意しなければいけないのは、表を見ればわかるように20Sには4駆とL Packageの設定が無い。つまりガソリン車で4駆またはL Packageに乗りたいなら、必然的に25Sの選択肢しか無いことになる。

グレード・駆動輪

 標準装備の組み合わせによって、無印、PROACTIVE、L Packageの3つがある。25SXDは3つから選ぶことができるが、20SにはL Packageは無い。また、駆動輪とも合わせて考える必要がある。冒頭の表のように、グレードと駆動輪の組合せに法則が無いからだ。

グレード

 「無印」はベースグレード。「PROACTIVE」はi-ACTIVSENSEという安全機能や運転支援をすべて搭載した中間グレード。「L Package」はPROACTIVEにくわえて革シートやシートヒーターが備わっている豪華仕様である。

 私は迷わずPROACTIVE。一通りの先進技術をつけない法はない。詳細は下記スペック表で。

i-ACTIVESENSE機能一覧表(出典:マツダ オフィシャルウェブサイト)

駆動輪

 CX-5の2駆はFFといって前輪が駆動するタイプ。4駆(4WD/AWD)は全部の車輪が駆動する。2駆より4駆の方がコストが高い。4駆は2駆に比べ雪道や泥・こぶの走行で有効だが、特性がわからなければ基本的に2駆で十分だと思う。

 私は20Sを選択したため自動的に2駆(FF)だ。

 ……以上のように、2リッターガソリンエンジンで十分で、豪華な内装も不要で、安全機能がひとそろい備わっている20S PROACTIVEが私の希望に完全にマッチしていた。このグレードは、コスパ最高と思っている!

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※画像を以下のサイトからお借りしました。マツダ オフィシャルウェブサイト

CX-5に決めた理由その2~スタイルとミッションで即決

イメージ画像(出典:価格.com)

 前回のつづき。

 SUVと決めたら、あとは車種選び。ここからは1人作業である。(妻はメーカーや見た目、スペックなどにこだわりがないから、ほとんど任せてくれた)

 まず車内の広さに関して。現在の3.2リッタークラスのセダンからあまりかけ離れてはいけない。より広いか、少なくとも同等でなければ妻から不満が出るだろう。そうするとヴェゼル、CX-3、XV、ムラーノといったコンパクトSUVが除外される。

 よって検討する車種は、ハリアー、フォレスター、エクストレイル、CX-5あたりに絞られる。それより大きいクラスは駐車場の関係でダメ。RX、NX、輸入車は予算に合わないのでダメだ。

 これらの中で、まずスタイリングが気に入ったのがCX-5。次点にフォレスター。エクストレイルは悪くないが、近しい知人が最近購入して何度か目にしていたので、自分の中で新鮮味がなくなってしまっていた。ハリアーは2代目のほうが好みだ。

 次にトランスミッション。唯一のオートマ(AT)がCX-5で、ほかはCVT。個人的に、CVTの挙動はどうにも好きになれない。アクセルペダルを踏んだ分だけクルマが機敏に呼応してくれる感覚がほしいのだ。6速ATであるCX-5をひいきせざるを得ない。(経済性? 妻にはわかるまい。変速ショック? 今の車は15年前の4速ATだ!)

 検討ポイントはほとんどこれだけ。即決でCX-5。見た目のかっこよさとAT、これがCX-5を選んだすべてだ。このあと車種選定結果を妻に報告もせず、1人でディーラーに足を運んだ。

 

※画像を以下のサイトからお借りしました。価格.com - SUVの自動車カタログ

CX-5に決めた理由~流行のSUV

イメージ画像(出典:Hondaホームページ)

「今の車だと、今後子供が生まれたとき、ベビーカーやチャイルドシートを積むのに不便だね」という妻の一言が、今回車を買い替えることになったきっかけだ。

 現在は父に譲ってもらったホンダの3.2リッターセダン。たまの遠出には最高の性能を発揮するが、日頃の買い物にはオーバースペックだ。さらには内装が革張り&木目調パネル。父の世代にはちょうどいいのだろうけど、私たち新婚夫婦にはシブすぎるという不満もあった。

 クルマ選びに際しては案の定、妻が「スライドドア」を条件に出してきた。当然だろう。これから子を持つことになるかもしれない者にとっては自然な選択だ。

 ……しかし、実用性だけでなく運転それ自体の楽しさも重視したい私にとって、内心受け入れがたい注文だった。スライドドアのクルマを買うくらいなら今のクルマのままでいいとさえ思う。(妻には言えない)

 わからないわけではない。使い勝手がいいのは理解している。それにミニバンや軽ワゴンの中にも運転が楽しい車種はあるだろう。でも運転するのは私だ。そして人生で初めての新車購入であり、人生でもっとも高額な買い物であることもまた事実だ。

「スライドドアは乗り降りや積み下ろしのしやすさという観点ではとてもいい」「子育てを考えたら、それだけではなく、安全性能・運転支援が充実したものにしたい」「ドライブを快適にするため、広くて静かで酔にくいクルマにする」「そうすると今ではSUVというのがピッタリなんだよね」

 こんな論法でなんとか納得してもらった。

 ここからCX-5に決めるまでの経緯はまた次回。

 

※画像を以下のサイトからお借りしました。Hondaホームページ:本田技研工業株式会社